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- 最尤法
- 2018年の試験問題
関連ページ
最尤法
10人がおみくじを引いたところ,8人が吉だった。
吉の含まれていた確率 $ p $ を,最尤法で推定してください。
その妥当性について考察してください。
ある池にいる魚の数 $ N $ を推定したい。
$ m $ 匹の魚を捕え,全てに印をつけて,放流した。
後日,$ n $ 匹の魚を捕えたところ,
$ k $ 匹の魚に印がついていた。
この確率を求めてください。
$ N $ を推定する式を,最尤法を用いて求めてください。
(ヒント: 1で求めた確率の式を,$ m $, $ n $, $ k $ を固定し,$
N $ の関数と見て,$ f(N-1) $ と $ f(N) $ を比較し,関数が極値
を持つ範囲を求める。)
得られた式の妥当性について考察してください。
2018年の試験問題
昨年の試験問題です。
教科書も講義内容も違っているので,
小テストの内容は異なりますが,推定に関する問題の参考にしてください。
次のデータは,正規分布 (N(\mu, \sigma^{2})) に従う母集団から無作為
に抽出した標本です。このデータを用いて,以下の問に有効桁3桁で答えて
ください。
データ
21.0, 22.0, 22.4, 23.2, 25.0,
25.6, 23.0, 21.6, 24.0
標本平均を利用して,母平均 (\mu) を点推定してください。
不偏分散を利用して,母分散 (\sigma2) を点推定してください。
母分散が既知で (2) のとき,母平均に対する (95)% 信頼区間を求
めてください。
母平均が既知で (24)のとき,母分散に対する (95)% 信頼区間を求
めてください。
母平均が未知のとき,母分散に対する (90)% 信頼区間を求めてくださ
い。
配布の資料を読み,正規分布,(t)-分布,(\Xi2)-分布,(F)-分布
とは何かについて,まとめを作成してください。
たとえば,
講義への意見・感想をお願いします。来年度への参考にします。
試験後のこと
成績は2月中に掲示します。
ブログにも掲示します。ブログは,「masayuki054 hatena データ解析」
などで検索し,見つけてください。
追加の課題や質問などがある場合,大学のアドレスにメールしますので,
メールチェックしていてください。
質問は,suzuki@iwate-u.ac.jp へメールしてください。